DF50形ディーゼル機関車(DF50がたディーゼルきかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)のディーゼル機関車の一形式である。 非電化亜幹線の無煙化のため、1957年(昭和32年)に先行試作車が製造され、以後1963年(昭和38年)まで増備されたディーゼル機関車である。国鉄で初めて本格的に量産されたディーゼル機関車であった。
24キロバイト (3,330 語) - 2020年2月3日 (月) 03:23



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貴重な機関車。

国鉄時代に登場したDF50ディーゼル機関車が、大阪市内の公園に保存されています。DF50形は北海道を除く日本各地の非電化路線で使われましたが、いまではたった3両しか残っていません。

ブルートレインもけん引した機関車「DF50」

JRおおさか東線のJR淡路駅から徒歩15分ぐらいのところにある、菅原天満宮公園(大阪市東淀川区)。何も知らずに歩いていると通り過ぎてしまいそうですが、フェンスに囲まれた筒状の建物のなかに、「DF50ディーゼル機関車」が保存されています。

DF50形は、1957(昭和32)年から1963(昭和38)年にかけて138両が製造された国鉄のディーゼル機関車。菅原天満宮公園に保存されているのは、このうちの1両(4号機)です。

箱型の車体が特徴のDF50形は、非電化路線の蒸気機関車を取り替えるために製造されました。北海道を除く非電化路線で使われ、日豊本線寝台特急「富士」や「彗星」、紀勢本線寝台特急「紀伊」などのブルートレインもけん引した機関車です。

しかしながらDF50形はエンジン出力が低いといった課題があり、蒸気機関車をすべて取り替えることができませんでした。そのため国鉄は1962(昭和37)年、凸型の車体が特徴で高性能のDD51形ディーゼル機関車を投入。DF50形は順次、亜幹線で使われるようになり、1983(昭和58)年に四国で運転された臨時急行列車を最後に、運転を終了しています。

DF50形はDF200形ディーゼル機関車の先輩

DF50形は、ディーゼルエンジンに直結した発電機による電力を用いてモーターを動かす「電気式」のディーゼル機関車。国鉄では、DD51形などのようにディーゼルエンジンからトルクコンバーター(変速機)を介して車輪に動力を伝える「液体式」を本格採用し、DF50形以降は「電気式」のディーゼル機関車が登場することはありませんでした。

ところがJRになってから、JR貨物が1992(平成4)年から製造したDF200形ディーゼル機関車で「電気式」を採用。DF50形はDF200形の先輩といえます。

現在、DF50形は全国で3両しか保存されていません。菅原天満宮公園の4号機以外に、1号機が四国鉄道文化館(愛媛県西条市)、18号機が津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)にあります。18号機は、2014(平成26)年に閉館となった交通科学博物館大阪市港区)で保存されていたものです。

DF50形の4号機は、管理をしている菅原天満幼稚園によると、1981(昭和56)年ごろに行われた地域の区画整理事業でこの地にやってきたとのこと。

2020年1月25日に菅原天満宮公園を訪問したときは、4号機の車体はブルーシートで覆われており、前面のナンバー「DF50 4」を片側だけ確認できました。2018年の台風で建物の屋根の一部に穴が開き、雨水対策として覆っているのだそうです。

菅原天満宮公園に保存されているDF50形ディーゼル機関車の4号機(2020年1月25日、伊藤真悟撮影)。


(出典 news.nicovideo.jp)