箱根登山鉄道株式会社(はこねとざんてつどう、英: Hakone Tozan Railway Co., Ltd.)は、神奈川県小田原市に本社を設け、神奈川県足柄下郡箱根町周辺を主な営業エリアとする小田急電鉄の孫会社にあたる小田急グループの鉄道会社である。 当時の東海道本線の経路から外れる小田原と箱根
90キロバイト (12,092 語) - 2020年7月24日 (金) 19:40



(出典 upload.wikimedia.org)


あとはコロナが終息することを祈る。

 台風の被害(2019年10月発生)を受けて運行を休止していた「箱根登山電車」が、2020年7月23日に全線運転を再開しました。1年はかかるといわれていた復旧工事でしたが、予定よりかなり早い復旧となりました。また大好きな箱根に行ける! 本当によかったぁぁぁ……!

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 それに合わせて、小田急新宿駅を6時10分に発車する臨時特急ロマンスカーおかえり登山電車号」も23日に運行されました。きっぷ争奪戦には敗れましたが、運行再開がうれしくていても立ってもいられず、朝4時台に起きてまで「お見送り」をしに向かいました。

 ところが時間を間違えて、JR新宿駅に到着したのは、なんと出発2分前! しまった、間に合わない……いや「あきらめちゃ駄目だ」!

 おや、駅員さんが、目の前でいそいそとパネルを展示し始めました。聞くと「復旧記念にロマンスカーパネルと記念撮影できるイベントを開催します!」とのお返事。急に思い立ったそうで、駅員さんたちも心なしか浮かれています。イベントが始まるまで、ロマンスカーカフェ朝ごはんを食べることにしました。ちなみにこのカフェを使うと、改札で入場券代を返金してもらえます。

 一番乗りで撮影! 顔ハメ大好き♪  すみません、浮かれているのは私でした。

 こちらは運行再開当日の強羅駅付近での歓迎の様子。みなさん、とってもうれしそうです。本当によかったよぉぉぉ……!

ロマンスカーから箱根登山電車に乗り継いで箱根を巡る「箱根ゴールデンコース

 さて、登山電車は後日あらためて乗りました。GSE車内でドリンクを買ったら、車内販売限定のオリジナルコースターがもらえました。

 特急ロマンスカー1935年に新宿~小田原間をノンストップで運転した「週末温泉特急」がルーツ。週末温泉特急、いい響きです。これから使おう。

 その後、箱根湯本まで乗り入れを開始。ロマンスカーから箱根登山電車へと乗り継いで箱根を巡るゴールデンコースが形成されました。今年(2020年)で60周年だそうです。

 思えば初めて妹と2人で1泊2日の旅に出たのも、初めての彼氏と旅行に行ったのも、このコースでした。そんな甘酸っぱい思い出を肴に「乾杯セット」をいただきました。

 「乾杯セット」はアルコールおつまみが数種類ずつから1つずつ選べて520円とお得。2020年7月現在、メニューに掲載されていませんが、頼めますのでご安心ください。

 小田原駅で下車して「1日乗車券 トコトコきっぷ」を購入します。日帰りで、箱根登山電車と箱根登山ケーブルカーに乗るならこちらがおすすめ。登山電車の小田原強羅駅間、ケーブルカーの強羅~早雲山駅間を何度も乗り降り自由です。

 3月20日ケーブルカーが新車両に置き換えられ、7月9日には早雲山駅リニューアルオープンしたので、それらを見に行くのも楽しみです。

●窓から久しぶりの景色を眺める「線路がつながっているのは当たり前ではないんだなあ……」

 この日の天気予報は晴れのはずだったのですが、雨が降ってきてしまいました。うーん、晴れ女なんだけどなあ? と不思議に思いつつ、まずは風祭駅で下車。

 訪れた「えれんなごっそCAFE107」は、約1年前に引退した箱根登山電車、モハ1形107の車両を使用したカフェ。車両は1年前にこちらに譲渡されました。私もひさしぶりの再会です。

 さて、現役で活躍している箱根登山電車たちに会いに行きましょう。

 箱根湯本駅でやってきた車両は先ほどの兄弟、モハ1形104-106編成。クーラーが搭載されていない旧型車両が、ゴトゴトと、力強く斜面を登っていきます。このぐんぐん引っ張られていく感じがいいんですよね。

 線路がつながっているのは当たり前ではないんだなあ、とありがたみを噛みしめつつ、開いた窓から久しぶりの景色を眺めます。3回のスイッチバックを経て、小涌谷駅手前、一番復旧工事が大変だったという蛇骨陸橋付近にさしかかりました。

 この辺りはだいぶ景観が変わりました。まず電車を通すことを最優先に考えたそうで、下を見ると橋桁はまだ工事中。工事に携わる方々には本当に頭が下がります。

 沿線にはまだ少しあじさいが残っていました。来年は、あじさい電車に乗りたいなあ。

●「段々ベンチシート仕様」もいいね 新しいケーブルカー車両と足湯を楽しむ

 強羅に到着。新しいケーブルカー車両は赤い1号車と青の2号車が運行していました。

 座席はこれまでの進行方向向き2人がけクロスシートではなく、ロングシートが段々となった並びになりました。確かにこの方が座りやすいし、より多くの人が乗れそうです。

 終点の早雲山駅は様変わりし、おしゃれな施設に変わっていました。置いてあるおみやげも、今までのものとだいぶ種類が違いますインスタ映えしそうなドリンクやフード、待ち合いスペースにはスマホ充電コーナー、そして屋外の展望台には「足湯」が作られていました。

 こちらの足湯で使われている温泉は、大涌谷から強羅まで引いた温泉をそのまま使っています。ほのかな硫黄臭で温度もちょうどよく、景色を眺めながら長くつかっていたくなります。空いていそうな平日に、あらためてのんびり来てみよう。

 ケーブルカーで再び強羅駅に戻ります。お腹が空いたので何度か訪れている「田むら銀かつ亭」へ。しかしここは人気店で、この日は70組待ち。ちなみに10組で1時間が目安です。

 諦めて帰る人も多いので比較的早く呼ばれますが、待ちたくない方には隣の「銀かつ工房」で売られている「銀かつサンド」もおすすめです。

 え、朝も食べたって? いいのです。私はカツサンドが好きなのです。

 銀かつサンドは、米油100%で揚げられたもち豚を、富士屋ホテルPICOT」のパンではさんだカツサンド。油が軽くて胃もたれしません。店内のカウンターでも食べられますが、晴れていれば強羅公園で食べたりも。ちなみに強羅公園は、トコトコきっぷがあれば入場無料です(通常は大人550円)。

●「週末温泉特急」に乗って、温泉と景色、おいしい食べ物を堪能!

 2020年7月現在、箱根ラリック美術館カフェ「ル・トラン」は換気のために1時間ずつ時間を空けて営業しているようです。予約はできないので、当日、電話確認をおすすめします。「ガーデンレイルカフェ」は営業日が少ないので、Webサイトなどでご確認ください。

 さて、強羅から大平台駅へ。共同浴場の大平台温泉「姫之湯」に来ました。こちらは温泉ソムリエマスターとしてもおすすめの、源泉かけ流しの温泉です。

 丸い湯船をぐるりと取り囲むような八角形の洗い場。お湯は43~44度と大変熱く、入る際は、ビリビリという表現がぴったりです。

 湯船につかっていると、時々「キィーキィー」という車輪の軋む音が聞こえてきます。はぁ~、しみじみ、いいですねぇ。

 そして再び箱根登山電車に乗車。何げなく隣のボックス席に目をやると、何ということでしょう……!

 そこには、あの雨男で有名な鉄道フォトライターの栗原景さんが座っておられました。連載第3回「あぁ懐かしのいい旅チャレンジ20000km」でお世話になりましたが……箱根に来てたんかーい!(←心の声)

 天気予報が外れた理由がこれで分かりました。

 2020年7月現在、感染症対策で、飲食店では密にならないよう人数制限をしたり、特急ロマンスカー車内販売でもまずテーブルアルコール消毒してからサーブしていたりと、当分はこれまでとは違う意識と行動を求められますが、旅はやっぱりいいものです。

 「週末温泉特急」に乗って、温泉と景色、おいしい食べ物、そして箱根登山鉄道を堪能する旅。機会がありましたら、不安が去ったら、ぜひ訪れてみてください。

(やすこーん漫画家&文筆家 西荻窪在住。日本大学芸術学部美術学科卒。好きなもの→鉄道・船・駅弁・駅そば・酒・温泉など旅に関するもの全部。温泉ソムリエマスター、温泉観光士取得)

7月23日に全線運転を再開した「箱根登山電車」


(出典 news.nicovideo.jp)




ゲスト

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「箱根のみなさぁーーーん!」

fuuu

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去年の台風での被害を思えば一年未満でよくぞ復活したなと思う。